大分県産婦人科(妊娠のしくみ・排卵・受精・着床)病院情報一覧

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●(妊娠のしくみ)排卵・受精・着床に関するミニ知識
およそ1億個のなかのたった1個の精子が、24時間しか生きられない卵子と結びつく。
これが妊娠です。

女性は、生まれたときから、卵巣の中に数百万個の卵子がストックされています。
これを、原始卵胞(らんぽう)といいます。
原始卵胞は、思春期になると(つまり、月経が始まると)、毎月数個が成熟卵胞となり、
成熟卵胞から卵子が飛び出します。
これが排卵です。

排卵は、基礎体温が低温期から高温期へ移行する境目、いわゆる「排卵日」に発生します。

卵子は、子宮の出先機関ともいえる卵管で、やがてやってくるであろう精子をじっと待ちます。
「じっと待つ」といっても、卵子が生きられるのは12時間から24時間程度です。
ごくまれに48時間生きることもあるかどうか・・・といった程度の寿命なのです。

子宮の出先機関である卵管で待ち受けている卵子に向かって、射精された精子が一生懸命卵管を移動していきます。
「一生懸命」というのは、決して文学的表現ではありません。
なぜなら、射精によって放出される精子は約1億個あるというのに、
卵管をたどって、その先で待ち受けている卵子に出会えるのは、数十〜数百に過ぎないからです。
しかも、その数十〜数百のうちのたった1個だけが、卵子の中に入れるのです。

卵子は、表面を透明帯と呼ばれる膜で覆われています。
そして、ここで不思議な現象が起きます。
卵管を移動してやっと卵子にたどりついた数十〜数百の精子は、みなこの透明帯を突き破ろうと必死になります。
ところが、1個の精子がこの透明帯を突き破った時点で、
透明帯はいきなり変容するのです。
すなわち、最初の1個を受け入れたら、あとに残った精子をみなシャットアウトしてしまうのです。
「もう用はない」、と膜を閉じてしまうのです。

1個の精子と、それを受け入れた卵子は、やがて、染色体を合体させます。
これが受精です。

受精卵は、その後、「卵割」といわれる細胞分裂をくり返し、成長していきます。
成長しつつ、出先機関である卵管を移動し、本体ともいうべき子宮に向かいます。

卵管を移動してきた受精卵は、子宮本体にたどりつき、子宮の内側の壁=子宮内膜にピタリとくっつきます。
これが着床です。

着床した受精卵は、さらに活発に細胞分裂をくり返し、
胎児や胎盤となっていくのです。


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