妊娠と排卵日
|
妊娠の始まりは排卵日の前後数日に限定されます。
では、その排卵日はどうすればわかるのでしょう?
それには、まず、基礎体温の移り変わりを知ることが必要です。
基礎体温とは、安静にしているときの体温で、一般的には、朝起きてすぐ、基礎体温計を口に入れて計測します(基礎体温計は、普通の体温計よりさらに微妙な温度変化をとらえられます)。
この基礎体温を、毎朝、基礎体温表に記入してください。
続けていくうちに、折れ線グラフのようなものができあがります。
すると、ある傾向に気づくでしょう。
体温が低いとこにとどまっている時期と、高いところにとどまっている時期がわかると思います。
(もちろん、個人差があります。しかし、まずは一般的な基礎知識として頭に入れてください。)
排卵日とは、体温が高い時期に変化した場合の、その手前にくる日のことです。
つまり、低い体温の時期の最後の日、ということになります。
一般的には、この最後の日だけ、特に体温が下降します(低い時期の平均よりさらに低くなる)。
しばらく基礎体温表をつけていれば、こうした自分の周期がわかるようになるはずです。
そして、この排卵日の前後数日が妊娠に適した時期ということになります。
では、妊娠はどうすればわかるのでしょう?
それは、体温の高い時期が続きっぱなしになることでわかります。
つまり、まだ妊娠していない場合は、体温の高い時期が2週間ほど続いてから、ふたたび体温の低い時期にうつっていくのに対し、低くならずに、高いまま続いていくのです。
さて、基礎体温と排卵日にかんする以上の説明は、あくまでも平均的な傾向を記述したものです。
当然個人差があります。
たとえば、初潮(初経)の始まる時期には、およそ10年の開きがあります。
それほどに、女性のからだはデリケートで、まさに十人十色というべきでしょう。
けれども、多くの経験者の声にあるように、基礎体温表をつけ続けることで、妊娠に向けて気持ちがどんどん高まっていきます。
自分のからだにより関心を持ち、いたわる気持ちが芽生えてくるのです。
いずれにしても、上の説明のようなはっきりした区別が付かない人は、病院を受診してください。 |