粉瘤(ふんりゅう)・アテロームとは?
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皮膚の下に袋状の構造物ができ、この中に、本来なら皮膚から剥がれ落ちる角質だとか皮脂が、落ちずにたまってしまった結果、できあがった腫瘍(しゅよう)のことを、粉瘤(アテローム)といいます。
しばしばあやまって「脂肪のかたまり」と見なされることがありますが、本物の「脂肪のかたまり」は脂肪腫と呼ばれます。
しかし、本物の脂肪腫よりも粉瘤の方が発症例が多いので、俗名として「脂肪のかたまり」と呼ばれることが多くなっているのです。
粉瘤(アテローム)は、良性の腫瘍です。
※非常に稀な例として、悪性化(がん化)することもあります。 |
粉瘤(アテローム)の症状
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粉瘤(アテローム)は、からだのどこにでもできます。
しかし、どちらかといえば上半身にできやすい症状です。
いくぶん盛り上がった半球型の腫瘍で、ゴムのようにぶよぶよしていて、しばしば中央に黒点のついた開口部のようなものがあります。
大きなものでは鶏卵大ほどにまでなったりします。
無理に押しつぶしたりすると、とてもニオイのきつい(臭い)、ドロリとした、半練り状の物質が出てきます。
中央の黒い開口部から細菌感染して、赤く腫れ上がり、痛み出すことがあります。
こうなると、袋の部分に膿(うみ)がたまってきます。 |
粉瘤(アテローム)の治療・手術
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細菌感染などで赤く腫れ上がり、膿がたまってしまった場合は、皮膚の表面を少しだけ切開し、膿を出します。
この場合は、対症療法が先で、根本治療は後回しです。
赤い腫れや痛みがない場合は、放っておくと徐々に大きくなるので、表面の皮膚ごとすべて切り取ってしまう手術を行います。
※※※粉瘤(アテローム)は良性の腫瘍ですから、必ず手術をしなければいけないものではありません。
あくまでも、症状や大きさなどを考慮して、医師に相談した上で決断して下さい。
手術は、通常、局所麻酔で日帰りできる簡単なものです。
さらに簡易な方法として、くり抜き法というのがあります。
これは、一口にいうと、術後の傷跡を最小にとどめるやり方です。
皮膚の切開は最小限にして、粉瘤だけをじょうずに取り除きます。 |
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